風のごはん

心の整理。

リューン~風の魔法と滅びの剣~をみてきた話(再演)

 

一足お先に私的千秋楽を迎えました。

私にとって1番大切でだいすきな舞台、リューン~風の魔法と滅びの剣~

 

2019年は6/6,7の東京公演に加え、7/3の久留米公演まで足を伸ばしました。

初演は東京だけで、後半日程持ってなくてロスで死にそうだったからね!

 

リューンの何が好きか、ファンタジーど真ん中なことろです。「風の魔法」「滅びの剣」「Lune」

そして、丈橋が主演なこと。

すべての言い訳を捨てて丈担だと認めざるを得なくなったきっかけであるところ。

カンパニーのみんなが優しいところ。

面白い亡霊をたくさん生み出すところ。

舞台の真ん中に丈くんが立っているところ。

歌を歌うところ。

 

リューンに出会えて、リューンに出る自担を見られて幸せでした。

 

再演プレビューから耳にしてた「丈くんやばい歌うまってんで」(なんで関西弁)

ほんまそれなでした。あんないつもより低くて出しにくそうな音程なのに、前より格段に、声が聞こえて、凄かった。

1年前は大橋くんがのびのび歌ってて悔しかった。大橋くんの歌に、役に、嫉妬しました。自分はそういう気持ちになるんだなって気づいたから丈担なんだな、って思ったから、あの時の気持ちはそれはそれで大事なんだけど、今回は一ミリも悔しいとか、羨ましいとか思うことがなくて。

あのリューン・フローは丈くんしかできないと思うし、リューン・フローを演じる丈くんが好きだし誇りです。

 

前回は明確な二面性のある目に見えて演技の横幅が広いリューン・ダイという役が羨ましかったけど、今回はバカがつくほど純粋で真っ直ぐで芯がブレない、繊細な縦の変化が求められるリューン・フローという役に自信と誇りを持てていて、羨ましいって感情が一ミリも出てきませんでした。そういう気持ちになれて嬉しかった。

 

あとは、歌パートに「君が微笑めば」に、演技だけじゃなくて歌に定価を払えるって思わせられたのが嬉しかった。

前回は少しでも歌いやすそうな高さのパートが好きでした。下パートじゃなくてメロディーを歌わせてもらっていた数少ないパートが好きでした。でも今回は全部のパートが好きです。かっこいいです。

前回は、「丈橋が二人だけで舞台の上で歌っている事実」に感動しました。今回は、「歌声の力強さが対等に響く二人の物語の中心感」に感動した。

私の心境の変化とか、贔屓目とかあるかもしれないけど、二人が大きくみえて、ちゃんと、しっかりと主演として立っているように感じました。

感動のレベルが一段階上がったのが、すごいなぁ嬉しいなぁって思いました。

 

初演のガムシャラさ。

ジャニーさんじゃないけど、限界越えてギリギリまで頑張る男の子は美しくて、綺麗で格好いいから、それに魅了されました。いままでいるはずのなかった場所に初めて立っている二人の輝きが素敵でした。こっからもっとやってやろうって精神が素敵でした。

 

でも、再演はもっとすごかったです。

リューンからリューンまでの間に経験したすべてが二人の身になっているのが見えて。何倍もどっしりしてて、本当にすごいなって思いました。

年下のまだ働いてもない小娘が何を言ってるんだって話だけど(まぁ大橋くんと同い年なんだけど)、人の成長が見えるってこんなゾクゾクすることなんだって思って、やっぱりもっと好きになりました。

 

そしてどこにいても何をしててもいつみても、だいすきな丈くんの目は表情は変わらずステージの上にありました。

 

もう一度リューンの世界に行けて幸せでした。

願わくばデビューした後のリューンもみてみたいな、もっとどんなすごいことになるのか楽しみです。

 

 

リューン初演のあとは、丈橋を初めとしてカンパニーのみんなが口々に再演と言っていました。

カンパニーのみなさんのことはわからないけど、丈橋としてはこの自分達が掴んだ大きい仕事、再演まで持っていきたいと思うのが当たり前だったと思います。その上で、カンパニーやファンも含めて、きちんと大きな声で再演したい!と言える状況になったのは、ひとえに丈橋の頑張りのお陰だし、加えてそれを見守ってくれたカンパニーの皆さんの暖かさと、丈橋のオタクのハングリーな熱意によって実現できたんだと思う。

あの時の丈橋にとってリューンは成り上がるため一縷の望みだったんじゃないかと思うんです。掴んで離しちゃいけない糸のひとすじ。

だからこそ、大声で再演しましょ!って言っていたような気がして。だってリューンが終わったら、いつも通り関ジュの3列めだから。ようやっと掴んだ1列めセンターの座長の舞台への想いは強かったと思います。

今回は、二人は前回ほど再再演って言っていないような気がして。それこそが自身が1列めに来れた余裕というか、このリューンにすがらなくても一人立ち出来るくらい安定したのかなって思った。

 

私自身も初演ほど再演への熱意は高くはないです。

絶対やって!!!じゃないとむり!!!まじむり!!!だったのが、

やってくれたらめちゃめちゃ嬉しいけどなぁ~ってくらいになりました。

丈くんもまたどこかで会えたら。って言ってたから、再再演ももちろん嬉しいけど、それよりももっと別の作品でまた繋がれたほうが、リューンにこだわらずに、一人立ちしてまたゼロから会いたいねって思うようになったのかな、って勝手に妄想しているオタクです。

 

フロダイが丈橋じゃないリューンは無理だし、いまやもう丈橋の役を入れ替えたリューンも観たいと思ってなくて。

それだけ、初演と再演のリューンをみて満足できました。

 

1年前確実に心にあった、大橋くんへの嫉妬。

大橋くんのことだって好きだし大事だけど、結局自担ファーストだもん、そりゃ黒い気持ちだってたまには出てきちゃうよね。

でも、さっぱり綺麗に清算できた。

やっぱり丈くんが大好きだし、私の世界では丈くんが1番で、ど真ん中です。

 

自担が最高にかっこよくて、とっても幸せでした。

 

 

リューン再再演のときには北海道も入れてね!出来れば土日!hitaruで1dayでもいいけどキャパでかいし遠いから教育文化会館で2公演でどうでしょうか!!!!!