Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023
本編ラストはボクブルースだった。
全然泣かなかったことに、泣きそうになった話。
2019年の、僕らAぇ! groupって言いますねん 関西凱旋公演で初披露されたボクブルース。
私が聴いたのは明石で、だった。
神戸から思っているよりもう少し西に移動して、"地元のホール"感がいっぱいの会場で。
胸もお腹もいっぱいで、開演前に買った明石焼きは食べきれず、バタバタ旅程で明石城にも行けずだったけど、お手紙BOXにファンレターを入れて(多分大晴くんにも書いた)、ウキウキで可愛いグッズTシャツを買いに階段を登ったような記憶がある。
舞台の上にはAぇ! groupしかいなくて、客席にはAぇ! groupを観に来た人が沢山いて、きっとそれぞれいろんな気持ちを抱えていて。
私は多分、彼らがAぇ! groupを好きになるより先にAぇ! groupが好きだったし、既に大切だったし、Aぇ! groupの正門くんのオタクをしたくて、続けたくてたまらなかった。未来を賭けるはここしかない、って思ってた。
ただ、その分不安な気持ちもたくさんあった。
メンバーは寄せ集め(と言われ)、見てきた景色もそれぞれ、どこに向かって行くのか、この先どうなるのか、何にも見えなくて、すごく手探りな気持ちだった。
チケットもまぁ〜〜〜〜〜取れたし。
だからただ、今この時を、目の前にいるAぇ! groupをたくさん感じて、悔いのないように応援しようと思ってた。
何よりも6人で、Aぇ! groupでいてほしいけど、いつ崩されてもおかしくないと思っていたから、好きになればなるほど怖かった。もう好きになっちゃってるから、どうにも後戻りのしようがないんだけどね。
そんな時にAぇ! groupが歌ってくれたボクブルースは、あまりにも 今 の曲だった。
未来の見えなさも、今をひとつひとつ重ねていく姿も、それでも大丈夫だよって言葉をくれるところも。
なにより、ずっと を歌ってくれることが嬉しかった。この先もずっと一緒にいようとしてくれてるんだ、って。
あの時のボクブルースは、大好きな気持ちと今の幸せと、明日への不安を抱えて聴いていたから、愛しさと不安と心強さとで泣きそうになりながら聴いていたけど、
全国ツアーで聴いたボクブルースはなんというか、そういう気持ちでの涙は出てこなくて。
あれから4年、たくさんお仕事をさせてもらって、いろんな経験値を積んで、グループとしてもたくさんの時間を過ごして、自信をつけて大きくなったAぇ! groupの姿をみて、あの時感じていた 明日 への不安みたいなものは今は感じてないんだなと思った。
確かに、今でも未来への不安はある。想像してなかったようなことをたくさん叶えているけど、目標はデビューして、5大ドームだってしちゃうんだから、ここで満足しているわけではないし。全く。
でも、重ねてきた時間と、見せてきてくれた景色が、応援する私の安心にも自信にもなっているんだなと思うと、すごく幸せだし、そんな未来に今いることがとっても嬉しい。
あの頃はいろんな感情込み込みで今にも泣き出しそうになりながら聞いてたのに、いまやもう思い出と愛おしさしかないもんね。
なんてったって君がいてくれたら俺らの夢叶っちゃうので!!!!!!
私は!!!!!!その君なので!!!!!!
Aぇ! groupはもっともっと大きくなって、たくさんの人を内側に入れて大人気のグループになりますし、私たちがよく知ってる〜がみんな知ってる〜になっていく過程、一抹の淋しさもあるけど、それを全部見ていられるのは幸せだし、あの時に出会えていて良かった〜〜〜!!!と思う。今までの思い出が走馬灯のように流れるボクブルースで、それはそれでとっても大好きでした。
今のAぇ! groupは Aッ!!!!!!であり、僕らAぇ! groupって言いますねん だなぁと思うし、この先も楽しみだなぁ〜と、前向きに未来に想いを馳せられる今、しあわせです。